青の時代
- igurotoshihiko
- 2024年3月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年3月22日
自分が上京して、プロデビューするまで何をしていたか。
今まで、どこでも語った事はなかったので、
少し書いとく。昔話は苦手なんだけどね。
高校を卒業して、俺は上京した。
東京に憧れなどなかったが、
当時インターネットもスマホもない、
今では考えられないほど、アナログの時代だった。
何か事を起こすためには、都会に行かなければ何も始まらない、
そんな状況だった。ボストンバックを肩からぶら下げてね。www
姉が国際線のCAに就職して青山に住んでいたから、
そこに、まずは住ませてもらった。
田舎から、いきなり青山だった。www
姉は、当時から人付き合いが広く、青山のアパートには、いろんな人が出入りしていた。
表参道のイタリアンとフレンチが一緒になったレストランでバイトを始めた。
そこは、俳優の卵や、後に某レコード会社のプロデューサーになった人などがいて、
夢を追う雰囲気が渦巻いていた。
モーニングの時間には、近くにあった某芸能事務所の人たちが来てね。
自分が入れたコーヒーやホットサンドなどを提供していた。
でかいラジカセに、自分のオリジナル曲なんかを流してね。www
こんなことやってんだね、えーまぁとか言って、売り込むことはなかった。www
そして六本木のハコバンで、ベースをやってた人と知り合いになってね。
アコギ2本で、ずいぶん楽曲を作った。
一年ほど一緒だったんだけど、実家の不動産屋を任されるてことで終わった。
今でも元気かな。時々思い出す。
ずいぶん良くしてもらったし、お前はベースが似合うしプロになれるよて言われてね。
その気になった俺は、まあベースでもいいじゃんなんて、お気楽な調子であった。
若かったんだろうね。www
続く、、、
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