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役小角

2008年頃の、自分の不思議な話。



ある日、俺は昼寝をしていた。



夏の午後。



夢を見ていた。



深く、深く、沈んでいた。



ヤツは現れた。



俺の前に、でんと座って、



杖を、俺の喉に向かって差し出し、



まばゆいばかりの、光をあてた。



目が覚めて、



歌ってみろ、と言われてるような気持ちになった。



夢なんだけどね。



それから、オリジナルの楽曲で、



再び、歌うようになった。



天河神社に、参拝出来たのは、



それから、数年後の事だった。



 
 
 

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©1960 Toshihiko Iguro

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